【鬼滅の刃ネタバレ11巻 小説・上【漫画】遊郭編 宇随天元と上弦の陸との戦い あらすじストーリーを徹底解説!】

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宇随天元公式ヘッダー自由使用認可

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  1. 宇随天元 遊郭編 上弦の陸との戦い 鬼滅の刃11巻 上
  2. 宇随天元率いる鬼討伐隊 対 堕姫と妓夫太郎
    1. この場面の登場人物
      1. ストーリー 宇随班 対 妓夫太郎と堕姫
    2. 宇随天元 左手を斬り落とされて倒れている 鬼滅の刃11話 72と77ページ
    3. 妓夫太郎 血鬼術
      1. 血鬼術 跋扈跳梁(ばっこちょうりょう)とは?  【妓夫太郎 必殺技】
      2. 血鬼術 円斬旋回・飛び血鎌(えんざんせんかい・とびちがま)とは?【妓夫太郎 必殺技】
    4. 音の呼吸 宇随天元
          1. 音の呼吸 伍(五)ノ型 鳴弦奏々(めいげんそうそう)とは?  【宇随天元 必殺技】
          2. 肆(四)ノ型 響斬無間 (きょうざんむけん)とは?  【宇随天元 必殺技】
    5. 竈門炭治郎 水の呼吸
      1. 水の呼吸 参(三)の呼吸 流流舞い(りゅうりゅうまい)とは?  【竈門炭治郎 必殺技】
    6. 我妻善逸 雷の呼吸
      1. 雷の呼吸 壱(一)ノ型 霹靂一閃・八連(へきれきいっせん・はちれん)とは? 【我妻善逸 必殺技】
      2. 雷の呼吸 壱(一)ノ型 霹靂一閃 神速(へきれきいっせん しんそく)とは? 【我妻善逸 必殺技】
    7. 嘴平伊之助 獣の呼吸
      1. 獣の呼吸 捌(八)ノ型 爆裂猛進(ばくれつもうしん)とは?  【嘴平伊之助 必殺技】
      2. 獣の呼吸 陸(六)ノ型 乱杭咬み(らんぐいがみ)とは?  【嘴平伊之助 必殺技】
        1. 鬼滅の刃ネタバレ小説『宇随天元/遊郭編』[9巻-11巻]の関連情報はこちらで紹介しています! ぜひ ごらんください!

宇随天元 遊郭編 上弦の陸との戦い 鬼滅の刃11巻 上

宇随天元 対 上弦の鬼 妓夫太郎の死闘がはじまった。

宇随は猛毒が体内をめぐることで損傷が進み急激に戦闘能力をうしなっていく。

妓夫太郎と堕姫は息の合った兄弟連携で・宇随・炭治郎・善逸・伊之助を全滅に追い込んでいく。

宇随天元率いる鬼討伐隊 対 堕姫と妓夫太郎

宇随天元は妓夫太郎との闘いで左手を切断する重傷を負う。

この場面の登場人物

宇随天元 鬼殺隊士 階級 柱【音柱】

竈門炭治郎 鬼殺隊士 階級 庚

竈門禰豆子 竈門炭治郎の妹であり鬼舞辻無惨に支配されない異端の鬼

我妻善逸 鬼殺隊士 階級 庚

嘴平伊之助 鬼殺隊士 階級 庚

雛鶴 宇随天元の嫁 元忍び

堕姫 鬼 上弦の陸

妓夫太郎 鬼 上弦の陸

ストーリー 宇随班 対 妓夫太郎と堕姫

壊れかけた妓楼の中で宇随天元は堕姫の帯の斬撃を防ぎながら妓夫太郎と日輪刀と血鎌の刃を打ち合わせ戦う。

堕姫の帯は天井をつらぬき宇随に止めどない斬撃を繰り出し続ける。

堕姫は屋根の上で我妻善逸と嘴平伊之助と戦いながらも妓夫太郎と意識を共有していて宇随の場所を感知していた。

 

炭治郎は宇随と妓夫太郎の戦いに圧倒されて立ちつくす。

堕姫の帯の斬撃で妓楼が倒壊しはじめる。

がれきの落下で視界がさえぎられ宇随が妓夫太郎を見失う。

宇随は妓夫太郎の奇襲をさけるために火薬爆弾をまき散らして起爆させ、どこかにひそむ妓夫太郎を吹き飛ばそうとします。

火薬爆弾の爆発が終わると妓夫太郎が突っ込んできて宇随に血鎌を振り下ろす。

宇随は日輪刀で血鎌を受け止めるが強烈な妓夫太郎の勢いに押し込まれる。

さらに背後には妓夫太郎が奇襲前に仕込んだ『血鬼術 飛び血鎌:猛毒の飛ぶ斬撃』が迫り、命の危険にさらされる。

 

炭治郎が宇随と背中合わせになり猛毒の飛ぶ斬撃を日輪刀で受け止めるが斬撃の威力ではじき飛ばされそうになる。

炭治郎は「水の呼吸」の剣技を使い『猛毒の飛ぶ斬撃』をはじくと宇随は『音の呼吸 伍ノ型 鳴弦奏々(めいげんそうそう):爆発と斬撃による連続攻撃』を発動して妓夫太郎を押し返す。

宇随と妓夫太郎の攻防を続けながら路上に移動する。

炭治郎は肩の深い切り傷が痛くて闘い続けられず、帯の斬撃と『猛毒の飛ぶ斬撃』から逃げ回る。

 

妓楼の屋根に雛鶴があらわれ宇随と妓夫太郎を見下ろす。

雛鶴は解毒したばかりで弱っている体を引きずりながらクナイを連射する機械を持ち上げ妓夫太郎に向かって六十四本のクナイを発射する。

妓夫太郎は雛鶴と迫ってくるクナイに気づきます。

妓夫太郎(クナイが降ってくる…。柱と戦っているのに。めんどうな数だな。ただのクナイなら当たっても問題はねぇ。だけど…わざわざしかけてくるだけの意味があるんだろう? 防ぐしかねぇよな)

妓夫太郎は『血鬼術 跋扈跳梁を発動してクナイをはじき飛ばしていきます。

宇随はクナイが顔や腕に突き刺さってもかまわず妓夫太郎を急襲すると日輪刀の一太刀で妓夫太郎の両足のひざから下を斬り落とす!

体勢をくずした妓夫太郎の首にクナイが刺さる。

両足の再生が遅くクナイに毒がぬられていることに気づく。

 

妓夫太郎(強力な藤の花の毒だ。体がしびれる)

宇随と炭治郎が日輪刀を振り上げながら妓夫太郎に迫る。

妓夫太郎(こいつら呼吸が合ってきやがった)

妓夫太郎は意識を集中して急速に藤の花の毒を分解する。

そして切断された足を再生させると『血鬼術 円斬旋回・飛び血鎌:猛毒の斬撃による竜巻』を発動させる。

妓夫太郎の両腕を軸に『猛毒の斬撃による竜巻』発現して急激に発達していく。

 

宇随は炭治郎を蹴り飛ばすことで回避させると『音の呼吸 肆ノ型 響斬無間(きょうざんむけん):無数の爆発による壁』を発動させて打ちはらう。

宇随は『響斬無間』の爆炎と煙で妓夫太郎の姿を見う。

宇随は、はじかれたように妓楼の屋根にいる雛鶴を見る。

宇随と雛鶴の視線が合う。

雛鶴(⁉)

雛鶴の前に妓夫太郎が迫ると顔をわしづかみにされ痛みと恐怖で目を見開く。

妓夫太郎「お前、やってくれたな」

 

 

雛鶴の危機に宇随は怒りと恐怖が爆発する。

宇随「雛鶴     !!」

 

宇随は雛鶴を救出しようとするが堕姫の帯さえぎられて立ちつくす。

宇随(間に合わない)

 

炭治郎は傷の痛みと疲労をこらえ堕姫の帯を斬りながら妓夫太郎につかまっている雛鶴を見上げる。

炭治郎

(また人が殺される。助けないと。ヒノカミ神楽ならあそこまで行ける。けど、もう体力がなくてふみ込めない。どうしたらいい!? いま、できることはなんだ! 自分に問いかけろ!!)

 

炭治郎は『水の呼吸とヒノカミ神楽の合わせ技の剣技』を発動させ、またたく間に妓夫太郎に迫ると一太刀で左手を斬り落とし雛鶴を救い出す。

炭次郎は雛鶴を背にしてかばいながら、少し距離をとって妓夫太郎と向かい合う。
疲労で立てず、しゃがみこんで荒い呼吸を続ける。

炭治郎(できた! ヒノカミ神楽と水の呼吸を混ぜ合わせる新たな流派だ。

これなら水の呼吸だけの剣技よりも攻撃力は上がりヒノカミ神楽よりも長く動ける。

本来はこうやって呼吸と剣技は生み出されてきたんだ。

剣士たちはそれぞれ、もっとも自分の力を発揮できる呼吸と剣技を編み出してきたんだ。

だから呼吸は増えていったんだ)

妓夫太郎は左手を再生させて炭治郎に向かっていく。

妓夫太郎(なぜだ…。 もう、こいつは速い動きはできないはずなんだけどな)

妓夫太郎は両手の血鎌を振り上げ炭治郎に襲いかかる。

 

炭治郎は立ち上がり日輪刀をかまえ妓夫太郎のとめどない血鎌の斬撃を受け止める。

宇随が妓夫太郎の背後に迫り、首をめがけて右手の日輪刀の太刀を振り下ろす。

宇随「よくやった、竈門炭治郎」

炭治郎も日輪刀を振り上げ妓夫太郎の首に太刀を繰り出す。

妓夫太郎は首に迫る2本の太刀を血鎌で受け止める。

妓夫太郎「お前らに俺の首は斬れねぇよ」

宇随は左手の日輪刀を妓夫太郎のうなじに突き出すと首を真後ろに回して日輪刀を歯でかんで受け止める。

妓夫太郎の体から『血鬼術 円斬旋回・飛び血鎌:猛毒の斬撃による竜巻』の発動初期の現象である猛毒の血のゆらぎが発現すると宇随は妓夫太郎をつかんで体勢を低くします。

宇随「竈門、力を込めろ。踏みとどまれよ」

妓夫太郎の両腕から猛毒の斬撃の竜巻が発現する。

宇随は跳ね上がると妓夫太郎をつかまえたまま屋根から落ちていきます。

炭治郎のいる屋根に・堕姫・爆睡中の我妻善逸・嘴平伊之助が交戦しながらあらわれる。

伊之助「帯鬼に近づけねぇ。加勢しろ、3人でやるぞ。鎌鬼はオッサンにまかせるしかねえ」

 

爆睡中の善逸「鎌の鬼より帯の鬼の方が弱い。まずはこっちの首を斬ろう。炭治郎はまだ戦える?」

 

 

炭治郎「戦える!! だけど、宇随さんが毒にやられて危険な状態だ」

炭治郎は『血鬼術 飛び血鎌:猛毒の飛ぶ斬撃』が背後に迫っているのに気づいて打ちはらう。

炭治郎(危なかった。鎌鬼は宇随さんと戦いながらこっちにも意識を向けているなんて…)

炭治郎は路上で交戦している宇随と妓夫太郎を見る。

妓夫太郎は宇随の火薬爆弾の攻撃をかわしている。

雛鶴「私は闘いのじゃまにならないようにこの場を離れます。お願い、勝って!!」

雛鶴が走り去っていく。

・炭治郎・爆睡中の善逸・伊之助は堕姫は堕姫の帯の斬撃をかわす。

堕姫「あんたたちが死ぬまで攻撃は終わらないのよ。さあ、誰から死ぬのかしらね」

炭治郎「この鬼の首はとてもやわらかくて斬れない! だけど高速の太刀筋か、もしくは複数の方向から一度に太刀を振り下ろせば斬れる!!」

 

伊之助「複数の方向なら俺様の二刀流にまかせろ。援護しろ! 三人なら絶対に勝てる!」

 

炭治郎「わかった!! 善逸、二人で伊之助の道をつくろう」

伊之助が『獣の呼吸 捌ノ型 爆裂猛進:獣の感性で敵に向かってまっしぐらに突き進む移動の技を発動して堕姫に迫っていく。

炭治郎と爆睡中の善逸も堕姫の帯に向かって走っていく。

 

炭治郎は『水の呼吸 参の呼吸 流流舞い:水の流れのように連続で斬撃を打ち込む剣技』 を発動!

爆睡中の善逸は『霹靂一閃・八連:稲光のような瞬発力で一太刀を浴びせる八回連続の剣技』を発動!

炭治郎と爆睡中の善逸は堕姫の帯が伊之助に襲いかかる前に斬り落としていく‼

 

伊之助は堕姫に迫ると『獣の呼吸 陸ノ牙 乱杭咬み:二本の刀の根本で敵をはさみ、切先まで一気に刀を引き抜く剣技』を発動して堕姫の首を斬り飛ばす!

伊之助は跳び上がって堕姫の頭部をつかまえる。

伊之助「首はもっていく!! くっつけられねえように、とにかく遠くへ行く!」

伊之助は堕姫の首を持って妓楼の屋根の上を走って行く。

伊之助「俺は首を持って逃げる! お前らはオッサンを加勢して鎌鬼の首を斬れ!!」

善逸「わかった!!」

炭治郎「気をつけろ!! 伊之助!」

伊之助「おう!!」

炭治郎と善逸は首のない堕姫があやつる帯の斬撃を打ちはらいながら走って行く伊之助の後ろ姿を見ている。

堕姫の髪の毛が伸びて伊之助の体にからみつく。

堕姫「放せ、いのしし!!」

伊之助「この程度か。首だけではどうにもならないようだな」

伊之助は日輪刀で堕姫の長い髪の毛のたばを斬って走り続ける。

『ドス』という音がして伊之助の動きが止まる。

伊之助の胸に血鎌の切先が突き抜けて血が飛び散る。

妓夫太郎が伊之助の後ろに立っていて背中に血鎌を突き刺している。

 

首のない堕姫の体と戦う炭治郎と善逸。

爆睡中の善逸は堕姫の帯の斬撃を斬り落とす。

炭治郎は妓夫太郎に血鎌を突き刺された伊之助を見ていて悲しみと不安の感情がこみあげる。

炭治郎「伊之助  !!!」

 

妓夫太郎は伊之助から堕姫の首をうばい胸に突き刺した血鎌を引き抜くと炭治郎の方を向く。

炭治郎(伊之助!! まずい、毒が体に入った! 傷の状態は? 心臓を刺された!?  くそっ… 暗くてわからない!!)

伊之助は胸と背中から血を噴き出して倒れる。

炭治郎(なんで鎌鬼がこっちにいるんだ⁉ 宇随さんは⁉)

宇随天元 左手を斬り落とされて倒れている 鬼滅の刃11話 72と77ページ

路上を見下ろす炭治郎が絶望する。

宇随は左の前腕を斬り落とされ地面の血だまりのなかに倒れている。

炭治郎が立ちつくしていると堕姫の帯が迫ってくる。

 

爆睡中の善逸は炭治郎をかばって堕姫の帯の前に立ちはだかる。

爆睡中の善逸「炭治郎!! あぶない!」

帯の斬撃が妓楼の建物を切断して建物が倒壊してくずれ落ちていく。

炭治郎(善逸、俺のことはいい… 自分を守れ…)

炭治郎はくずれる建物の中に落ちていく。

炭治郎の視界が暗くなっていく。

竈門炭治郎(ああ……!! 落ちていく。みんな…。禰豆子…。ごめん……)

 

                                              

炭治郎の心のなかの映像

雪が静かに降る森のなか。

炭治郎と人間の禰豆子が向かい合っている。

禰豆子「お兄ちゃん、あやまらないで。なぜ、いつもあやまるの?」

炭治郎は禰豆子の目をみて話をきいている。

禰豆子「まずしいことは不幸なの? きれいな着物が着れないことはかわいそうなの? 人のしあわせはその人の心が決めているの、同じじゃないのよ」

禰豆子は鬼の姿になる。

禰豆子は一生懸命、炭次郎に呼びかける。

禰豆子「誰かのせいにしたいの? お父さんが病気で死んだのも悪いことみたい。力の限りやりきって、それでもだめなことだってあるよ。人間なんだから思った通りに行かないこともある。それでも良いかどうか、幸せかどうかは自分で決める。私はいつも、今のここが大切なの。私は今ここに自分にとって最高の意味をもたせる! 一緒に頑張ろうよ。一緒に戦おう」

 

鬼の禰豆子は悲しくて大粒の涙を流して泣いている。

禰豆子「あやまったりしないで。お兄ちゃんならわかってよ、私の気持ちをわかってよ」

                                              

炭治郎はがれきの上で頭から血を流してうつぶせに倒れている。

炭治郎は意識を取り戻して目を開ける。

炭治郎(禰豆子!! 昔の夢か…?)

 

炭治郎の横で木箱が横倒しになっていて開いた扉から禰豆子が眠っている姿が見える。

 

炭治郎は上体を起こすと妓夫太郎が真上から見下ろしていることに気づく。

 

 

妓夫太郎「まだ生きているのか。運がいいやつだ」

炭治郎は妓夫太郎と目が合うと動揺して顔から大粒の汗が流れる。

妓夫太郎「いのししは心臓を突き刺してやったし、黄色の髪は がれきにうもれて もうじきくたばる。柱も死んだ、威勢は良かったが弱かった、毒が全身に回るとあっけなく心臓が止まった。おい、おまえのうしろにいる鬼は家族だろ」

妓夫太郎は眠っている禰豆子の姿を見る。

炭治郎は妓夫太郎と目を合わせたままその場に座る。

炭治郎(俺の体は動くか? 腕はしびれているけど、もうじき感覚はもどるはず。そうしたら首を狙える。勝機をつかめ!)

 

妓夫太郎「血の匂いでわかるんだよ。姉か? 妹か?」

炭治郎「妹だ」

妓夫太郎は炭治郎を馬鹿にしたようにわらう。

妓夫太郎「そうか、妹か。よわっているな。お前はみっともねえ野郎だ、まったく守れちゃいねぇ」

炭治郎は妓夫太郎の言葉に心が傷つく。

妓夫太郎「なさけねえよな。妹が鬼で自分より強いとしても、この手で守ってやるのが兄貴だろ」

妓夫太郎が炭治郎の右手の人差し指と中指をつかむと力づくで逆方向にまげる。
そりかえった指が音を立て折れる。

炭治郎は痛みにくるしみながらも、だまって動かず耐える。

妓夫太郎は炭治郎の前に座ると頭を小突く。

妓夫太郎「一人だけ生き残るいくじなしが。のろまでふぬけで役に立たねぇ。虫けらのお前は何のために生まれてきた? 弱さをさらして助けてもらうためか? でもよ、妹はもうお前を助けすぎて力を使い果たしてるぜ。そんなので俺の首を斬ろうなんて本当にみっともねえよ。ボンクラ、俺の首を斬ってみろよ。どうした!? 早く斬ってみろ」

 

炭治郎の呼吸が荒くなる。
顔から大粒の汗を流しながら妓夫太郎を見ている。

炭治郎は目の前に遊女の香り袋を見つけると指が折れた右手で袋をやぶって握りしめる。

堕姫は妓楼の屋根の上から炭治郎を見ている。

堕姫「あいつ、終わりね。もう戦う気もないみたい」

妓夫太郎はあきれた顔で炭治郎を見ると楽しそうに笑い声をあげる。

妓夫太郎「とうとう自分がいやになっちまったか。本当にみじめな野郎だ。でも俺はおまえみたいなみじめなやつはきらいじゃねぇ」

妓夫太郎は興奮しながら自分の顔をかきむしる。

妓夫太郎「そうだ! お前も鬼になれ!!  妹もよろこぶぞ!!」

 

妓夫太郎「強くなった兄貴を見たら妹もよろこぶ!」

炭治郎はうつむいている。

 

妓夫太郎「それがいい。そうなれば助けてやる! だけど鬼にならないのなら妹もぶち殺す。もともと他人の妹なんてどうでもいいんだ。さあ、どうする⁉」

堕姫は妓夫太郎の言葉を聞いて嫌そうにします。

堕姫「やめてよ、お兄ちゃん。あたしは絶対にいやだから!!」

妓夫太郎「鬼になればすぐ強くなれる!! 弱い自分を捨てさるんだ! いつまでもみじめなままでいることはねぇ。そう思うだろ!?」

炭治郎は妓夫太郎に向かって精一杯 頭と体をそらせる。

妓夫太郎「 空を見上げてくやしいよなぁ? 涙があふれるのも無理がねぇ。弱い人間なら仕方がねぇのさ。鬼になればそんな思いはしなくてすむ」

炭治郎「俺は…、俺のための…」

炭治郎は上体をそらせたまま妓夫太郎をにらみつける。

炭治郎(腕の感覚はもどった。今なら刀を振れる)

炭治郎「準備をしていたんだ!」

炭治郎は思いっきり妓夫太郎のひたいに頭突きをする。

妓夫太郎の体がのけぞる。

妓夫太郎(最後のあがきか。効くわけねえだろう、そんなもの)

堕姫「お兄ちゃん! 立って!」

妓夫太郎(⁉)

妓夫太郎は自分が倒れていることに気づく。

妓夫太郎(なぜだ⁉ 体が動かねぇ)

 

妓夫太郎は右足の大腿部にクナイが突き刺さっているのを見ておどろく。

妓夫太郎(これは藤の花の毒が仕込んであるクナイ!! こいつ頭突きのときに刺しやがったのか。香り袋をつかんだのは毒の匂いを消すため…。こいつ、この状況で俺を殺す計画を立てていたのか。弱い人間のくせに)

 

炭治郎は立ち上がり日輪刀を振り上げる。

刀をにぎる右手は人差し指と中指が折れていてそりかえっている。

炭治郎は妓夫太郎が倒れているのを見下ろし、妓夫太郎も炭治郎を見上げる。

妓夫太郎(まだやろうっていうのか。力の差はわかっているはずだろ? 勝てないのに、なぜあきらめない⁉ なにがそうさせるんだ!! )

 

炭治郎は妓夫太郎の首に日輪刀を振り下ろす。

妓夫太郎は斬撃の衝撃で地面に体を押し付けられ首に刀身が入っていく。

 

堕姫は妓夫太郎が追い込まれているのを見ておどろいて立ち上がる。

堕姫「どういうこと!? お兄ちゃん、そんなやつにやられないでよ?」

がれきにうもれていた爆睡中の善逸が『雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃 神速:霹靂一閃の最高の剣技』を発動して空中に向かって跳ね上がると宙にゆらめく堕姫の帯を蹴りながら堕姫に向かって高速で移動していく。

善逸は体のいろんなところから出血している。

堕姫(こいつ、がれきにうまっていたのに‼)

 

善逸は帯の斬撃をかわしながら帯を駆け上がり大きく跳ね上がると姫の正面にくる。

空中で滞空するわずかな時間のなかで日輪刀のつかに右手をそえると再び『雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃 神速:霹靂一閃の最高の剣技』のかまえをとる。

妓夫太郎 血鬼術

血鬼術 跋扈跳梁(ばっこちょうりょう)とは?  【妓夫太郎 必殺技】

猛毒の血の斬撃を連続で発動することで斬撃の防御壁を発生させて敵の攻撃をふせぐ。

高速で放つ無数の猛毒の斬撃は広範囲におよび敵に集中的な猛毒の斬撃を浴びせる。

血鬼術 円斬旋回・飛び血鎌(えんざんせんかい・とびちがま)とは?【妓夫太郎 必殺技】

血鬼術 飛び血鎌を無数に発現させて急激に回転させることで竜巻を発生させる。

竜巻の暴風のように広範囲におよぶ猛毒の血の斬撃があらゆるものを包み込んで切り刻む。

音の呼吸 宇随天元

音の呼吸 伍(五)ノ型 鳴弦奏々(めいげんそうそう)とは?  【宇随天元 必殺技】

日輪刀である鎖でつながれている2本の大剣を振り回す高速の斬撃と火薬爆弾の連続爆破を同時におこなう。

鬼の体を損傷させる威力がある火薬爆弾を広範囲にわたって連続的に爆破させながら日輪刀を高速で振り回して敵に突き進む。

火薬爆弾を連続で爆発させることで生じる轟音と爆風と衝撃、そして大剣を高速回転させることによって生み出す斬撃の絶え間ない攻撃は圧倒的な迫力と破壊力をあわせ持っています。

肆(四)ノ型 響斬無間 (きょうざんむけん)とは?  【宇随天元 必殺技】

日輪刀である鎖でつながれた2本の大剣を高速で振り回しながら火薬爆弾を連続で起爆させて爆発の衝撃波を発生させる。

広範囲におよぶ爆発の衝撃波が敵を包み込んで弾き飛ばす。

爆発の衝撃波の壁は敵の攻撃を防ぐことにも適していて多数の敵の一斉攻撃や射程範囲が広範囲におよぶ攻撃であっても対応することができる。

竈門炭治郎 水の呼吸

水の呼吸 参(三)の呼吸 流流舞い(りゅうりゅうまい)とは?  【竈門炭治郎 必殺技】

自然の水流のように始まりも終わりも感じさせない連続で斬撃を打ち込む剣技。

変幻自在にそしてやわらかく移動しながら振るう太刀筋は斬られても気づかないほど静かで安らかな斬撃と言われている。

我妻善逸 雷の呼吸

雷の呼吸 壱(一)ノ型 霹靂一閃・八連(へきれきいっせん・はちれん)とは? 【我妻善逸 必殺技】

霹靂一閃は一瞬の瞬発力にすべての力を集中させて稲光のような速さで一太刀を浴びせる剣技です。

剣技を発動する様子は雷が出現しような一瞬の出来事のように見える。

高い命中率と驚異的な威力によって大きな損傷を与える一撃必殺の技。

霹靂一閃・八連は霹靂一閃を八回連続して発動させる技であり霹靂一閃の八倍の攻撃力と射程距離があります。

複数の敵であれば1度に8人に対して攻撃をおこなうことができます。

敵が離れた位置にいる場合は霹靂一閃・七連まで高速移動の手段として発動することで神速で目標である敵に到達して八連目で敵を討ち取ることができる。

雷の呼吸 壱(一)ノ型 霹靂一閃 神速(へきれきいっせん しんそく)とは? 【我妻善逸 必殺技】

雷の呼吸 壱(一)の型 霹靂一閃のなかで速度も攻撃力も最高の剣技です。

速度も一太刀の威力も移動距離も霹靂一閃・八連を大きく上回る。

威力はとても強大ですが体への負担も大きく連続で発動することは二回が限度です。

もし連続で三回発動すると足が技の負担に耐えきれずに重度の損傷を起こして戦闘を継続することはできなくなります。

嘴平伊之助 獣の呼吸

獣の呼吸 捌(八)ノ型 爆裂猛進(ばくれつもうしん)とは?  【嘴平伊之助 必殺技】

全集中の呼吸で高めた驚異的な身体能力と体力によって一直線に獣が走り抜けるように目標である敵に到達するための移動の技。

攻撃に対する防御と回避をおこなわずに敵の感知能力をしのぐ獣の感性によって まっしぐらに突き進んでいく。

獣の呼吸 陸(六)ノ型 乱杭咬み(らんぐいがみ)とは?  【嘴平伊之助 必殺技】

二本の刀の根本で敵をはさみ、切先まで一気に刀を引き抜く。

のこぎりのような刃で体の皮膚と肉をけずり取る。

肉を破りそぎ取り 骨をくだく強烈な一撃は獣が牙で獲物を食いちぎるような大きな損傷を敵に与えます。

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